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CRAFTMANSHIPニット生産の技術

「より高品質に。より高感度に。より目新しく、より洗練され、進化し続けること。」

米富繊維株式会社 代表取締役会長 大江富造

全自動横編機が計43台
日本一、世界でも有数の生産体制

米富繊維の特徴、それは3ゲージ9台/5ゲージ11台となるローゲージ主体の生産キャパシティーを有すること。
また開発スタッフが制作する付加価値の高いテキスタイルは、複雑なプログラムによるもの。こうして複雑なサンプルを修正しながら進める編地の開発と同時並行して量産できる体制が、米富繊維が誇る生産力となっている。

見えないところに、どこまで手を加えられるか

業界でいち早く欧州を視察した際、各地でニット製品の手触りや着心地をたしかめた創業者の大江良一は「見えないところにまで誠意がこもり手抜きがない、感嘆するしかない」と述懐している。そして、ニットの弛みと伸縮性を考慮したパターンメイキングと、新たに取り組む裁断と縫製。裏側まで丁寧に。心血を注ぎ完成度を高める。

何度も何度も打ち合わせ、
一目一目を追う確かな目と手

ハイゲージになるとリンキングでループの細密な一目一目を指すことはなかなか手強く、他方ローゲージでは編目が大きく成型するのはほとほと困難な作業に。社内/外部の協力工場を含め若手の育成に注力しながら、数値化できないノウハウの蓄積を共有し、一般的には手をこまねくような煩雑な工程に独自に取り組んでいる。

INTERVIEW

『ファクトリー内部に潜入』

世界有数のニット産地である山形の"米富繊維"まで、ダイスアンドダイススタッフが足を運び、
代表取締役社長 大江 健氏に米富繊維の生産工場を案内、解説していただき、
大江氏にプライベートな質問に答えていただきました。