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BATONERデザイナー奥山氏が解説 / MOHAIR NORDIC CREW NECK

BATONERデザイナー奥山氏が解説 / MOHAIR NORDIC CREW NECK

2023.11.22 / Batoner

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(モヘアって)ストレートでつるっとしたウールとかカシミヤとかとはちょっと違って毛羽立ちがあるので冬の雰囲気っていうのを味わっていただきやすい素材にしたいなと思っていて。
定番的にBATONERでやっている素材感のものになるんですけど、ウールとモヘアとアルパカっていう冬の定番素材を独自の比率でブレンドすることによってそれぞれの素材の持つ良さっていうのを良いバランスで掛け合わせた素材になっています。

MOHAIR NORDIC CREW NECK / BLACK



この素材の特徴をより活かすために毎シーズンノルディックセーターを作るんですけど、今年のモデルに関して言うとよりシンプルにスタイリングに組み込んでいただきやすいように毎年3色とか4色とか配色を組んで柄を作っています。今年は白と黒とかちょっと大人っぽく着ていただきやすいような配色になっています。
(柄の選定は)アーカイブで何十年も前にやったような柄だったりそういうものをベースにトラッドになりすぎないように、それをベースにして自分流にアレンジして素材感とよりマッチするような柄っていうのをオリジナルで柄を組んで作っています。

MOHAIR NORDIC CREW NECK / IVORY



いわゆるモヘアのセーターって表現されるものって毛羽立ちを表現するためにもしくはそのコストを抑えるために化繊って言われているナイロンとかポリエステルとかを使ったりするケースが非常に多いです。一括りでモヘアのセーターってそれが呼ばれてるんですけど比率がそれぞれ違って、モヘアが10%ぐらいしか入っていないのにモヘアのセーターっていうものが多い中でつなぎも天然素材で作るというところに拘りを持ちたくて。
そうすることによってもちろん昨今よく言われている地球に優しい素材でももちろんありますし、着た時にやっぱり天然素材だけならではの柔らかくてチクチクしづらいっていう特性があるので、そこはずっと拘りを持って天然だけで構成してるっていうシリーズですね。

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