LIVE A LITTLE
LIWLE

既にお取り扱いがある商品の中で、まだ紹介できていないトップピースの数々をたまには此処で。
個人的に推している靴があって。僕が現在履いているブランドは3つ。
その内の一つを骨の髄までご紹介させてください。
LIWLE

ドメスティックの中でトップオブザトップに君臨するビッグメゾン『Yohji Yamamoto』を経て自らのブランドを立ち上げたUCHIMURA氏。そのモノ作りに対するノウハウを自身が愛してやまないスニーカーや小物に落とし込んでいます。
LIVE A LITTLEから生まれた造語であるLIWLE。

なんとも言えないボリューム感、どことなく妙に感じる冷たさ。かといってガチガチに機械生産されたわけではなく、むしろ職人とディスカッションしまくり、日によってはなかなか意見がまとまらずに胸ぐら掴み合いながら作り上げた。と笑いながら話していたエピソードはかなり衝撃でしたが、それほどこだわり抜いたフォルムだそう。
氏がシューズに求めるのは、アディダス-スタンスミス、コンバース-チャックテイラー、ドクターマーチン-1460 8ホールといった、世界には流行や時代に左右されないあくまでスタンダード。
バルカナイズ製法やドレスシューズの表現技法といった、伝統のモノ作りから生まれるディテールをソールデザインに落とし込み、 現代のテクノロジーやデザインと融合させることで時代を超えたニュースタンダードこそがLIWLE。とUCHIMURA氏は言います。
デザインとして多くの人々に愛されるスタンダードには理由があります。 シンプルである事、手に入りやすい価格である事、スタイルに限定されない事、 UCHIMURA氏がデザインをする中で欠かせない理由というか、スタンダードというポジションの偉大さを再確認していく上でのルールだったのでしょう。数え切れないほどのブランドがある中での制作は想像を絶するものだと。

人間の全体重を支え、アクティブな動きにも耐えるうる事が前提のアイテムがスニーカー。 他のファッションアイテムに比べ、圧倒的に難しいアイテムでチャレンジ精神をかき立てられ、とにかく色々なスニーカーを検証しまくったそうです。 アッパーの縫製をほどき分解する事で、パターンの形状や芯材の素材感、耐久性を調べました。 なんなら大事なスニーカーをぶった切り、断面の厚み、パーツごとの硬度、屈曲の度合いを計測するくらいの気合い。足の骨格、歩行による重心の流れ、スニーカーの重量と歩行の関係性を調査しました。
バルカナイズ、モールド、インジェクション、セメンテッド等様々で製法によってできる事と、できない事がはっきりしています。そして伝統のドレスシューズの製法、これからの新しい技術を融合できないかと検証しました。 これらを徹底的に調査し、試行錯誤し答えを出したみたいですが、振り返ってみると完成まで実に4年もの月日がかかったそうです。
ここまでスニーカーを理解し、ぶっ壊しまくった人っていないんじゃないでしょうか。

LIWLEのSOLEは歩くことを前提としたソールです。
近年スニーカーでも街を走ることはほぼありません。
走らないのであれば歩く事がほとんど。
歩くのであれば軽くする必要はなく、むしろ適度な重さをあたえ方がよいと考えました。
他のスニーカーのソールに比べ重さをもたせた設計となっており、ソールの自重によりサポートする振り子の原理で歩きをサポートする仕掛けになっています。

更にこのように通常難しいとされるモールドソール設計(金型成形)の際の歩行に最適なトゥスプリング(つま先の反り上がり)につけることにより、これまでのモールドソールスニーカーにはなかった歩行のサポートが完成しました。
コンバースやヴァンズでみられるバルカナイズ製法の『巻きゴム』のラインを つま先から徐々に立体的になる『面』を起こすことで 伝統を受け継ぎながら、新しいクリエーションへ移りゆく時代の流れを表現していて。。。

コレです。写真では伝わりにくいですが、このラストに向かっていくほど急になる斜面のグラデーション。これが特に製作するにあたって時間と労力を費やすのです。パッと見どうでもよさそうな行程が最終的に腑に落ちます。とてもまとまります。

最後に目指したのは完璧なオリジナルのシューレース。糸の本数、打ち込み、厚み、組成を計算し、試行錯誤の末に完成した100%コットンのシューレース。シンプルながら存在感のあるシューレースはシューズの表情を豊かにします。
って、シューレースまで自作だなんてどうかしてませんか。。。正真正銘のオリジナルスニーカーって、この人マジだ。
1足のスニーカーについて、誰が履いていたとか、何年代に大ヒットした、という蘊蓄を並べる事ができても、構造についてここまで話せるなんて、この人こそスニーカーヘッズなんだと。というのも今後1つひとつラインナップにつきましては説明します。
ただあくまで昨今チヤホヤされてる類とは全く別ものとして考えて頂きたいです。
足入れ後にジャッジしても、充分遅くないと思いますよ。
LIWLEの商品ページはこちら
あ、そうだ。
次回のキャンプのメニューはキーマカレーにします。
AKASHI
個人的に推している靴があって。僕が現在履いているブランドは3つ。
その内の一つを骨の髄までご紹介させてください。
LIWLE

ドメスティックの中でトップオブザトップに君臨するビッグメゾン『Yohji Yamamoto』を経て自らのブランドを立ち上げたUCHIMURA氏。そのモノ作りに対するノウハウを自身が愛してやまないスニーカーや小物に落とし込んでいます。
LIVE A LITTLEから生まれた造語であるLIWLE。

なんとも言えないボリューム感、どことなく妙に感じる冷たさ。かといってガチガチに機械生産されたわけではなく、むしろ職人とディスカッションしまくり、日によってはなかなか意見がまとまらずに胸ぐら掴み合いながら作り上げた。と笑いながら話していたエピソードはかなり衝撃でしたが、それほどこだわり抜いたフォルムだそう。
氏がシューズに求めるのは、アディダス-スタンスミス、コンバース-チャックテイラー、ドクターマーチン-1460 8ホールといった、世界には流行や時代に左右されないあくまでスタンダード。
バルカナイズ製法やドレスシューズの表現技法といった、伝統のモノ作りから生まれるディテールをソールデザインに落とし込み、 現代のテクノロジーやデザインと融合させることで時代を超えたニュースタンダードこそがLIWLE。とUCHIMURA氏は言います。
デザインとして多くの人々に愛されるスタンダードには理由があります。 シンプルである事、手に入りやすい価格である事、スタイルに限定されない事、 UCHIMURA氏がデザインをする中で欠かせない理由というか、スタンダードというポジションの偉大さを再確認していく上でのルールだったのでしょう。数え切れないほどのブランドがある中での制作は想像を絶するものだと。

人間の全体重を支え、アクティブな動きにも耐えるうる事が前提のアイテムがスニーカー。 他のファッションアイテムに比べ、圧倒的に難しいアイテムでチャレンジ精神をかき立てられ、とにかく色々なスニーカーを検証しまくったそうです。 アッパーの縫製をほどき分解する事で、パターンの形状や芯材の素材感、耐久性を調べました。 なんなら大事なスニーカーをぶった切り、断面の厚み、パーツごとの硬度、屈曲の度合いを計測するくらいの気合い。足の骨格、歩行による重心の流れ、スニーカーの重量と歩行の関係性を調査しました。
バルカナイズ、モールド、インジェクション、セメンテッド等様々で製法によってできる事と、できない事がはっきりしています。そして伝統のドレスシューズの製法、これからの新しい技術を融合できないかと検証しました。 これらを徹底的に調査し、試行錯誤し答えを出したみたいですが、振り返ってみると完成まで実に4年もの月日がかかったそうです。
ここまでスニーカーを理解し、ぶっ壊しまくった人っていないんじゃないでしょうか。

LIWLEのSOLEは歩くことを前提としたソールです。
近年スニーカーでも街を走ることはほぼありません。
走らないのであれば歩く事がほとんど。
歩くのであれば軽くする必要はなく、むしろ適度な重さをあたえ方がよいと考えました。
他のスニーカーのソールに比べ重さをもたせた設計となっており、ソールの自重によりサポートする振り子の原理で歩きをサポートする仕掛けになっています。

更にこのように通常難しいとされるモールドソール設計(金型成形)の際の歩行に最適なトゥスプリング(つま先の反り上がり)につけることにより、これまでのモールドソールスニーカーにはなかった歩行のサポートが完成しました。
コンバースやヴァンズでみられるバルカナイズ製法の『巻きゴム』のラインを つま先から徐々に立体的になる『面』を起こすことで 伝統を受け継ぎながら、新しいクリエーションへ移りゆく時代の流れを表現していて。。。

コレです。写真では伝わりにくいですが、このラストに向かっていくほど急になる斜面のグラデーション。これが特に製作するにあたって時間と労力を費やすのです。パッと見どうでもよさそうな行程が最終的に腑に落ちます。とてもまとまります。

最後に目指したのは完璧なオリジナルのシューレース。糸の本数、打ち込み、厚み、組成を計算し、試行錯誤の末に完成した100%コットンのシューレース。シンプルながら存在感のあるシューレースはシューズの表情を豊かにします。
って、シューレースまで自作だなんてどうかしてませんか。。。正真正銘のオリジナルスニーカーって、この人マジだ。
1足のスニーカーについて、誰が履いていたとか、何年代に大ヒットした、という蘊蓄を並べる事ができても、構造についてここまで話せるなんて、この人こそスニーカーヘッズなんだと。というのも今後1つひとつラインナップにつきましては説明します。
ただあくまで昨今チヤホヤされてる類とは全く別ものとして考えて頂きたいです。
足入れ後にジャッジしても、充分遅くないと思いますよ。
LIWLEの商品ページはこちら
あ、そうだ。
次回のキャンプのメニューはキーマカレーにします。
AKASHI